2008年04月14日
老眼は誰でもなる
今日は老眼についてのミニ知識を書いてみました。
日常で「老眼、老眼」と耳にはいることが多いと思います。
でも、「老眼」てなに?と気になる方も多いと思います。ちょっとしたミニ知識を書いときたいと思います。
■老視とは?
老視とは、年をとるに従って目の調節力が減少する状態をいいます。調節は水晶体で行っており、近くを見るときは、水晶体が膨らんで近くの一点にピントを合わせるのですが、年をとると水晶体の弾力性が低下して充分に膨らませることができなくなります。これにより、正視の人、あるいは遠視や近視でも遠くが見えるように矯正されたメガネを使用した状態では、近くのものが見えにくくなるのです。

■いつ頃から老視になるの?
目の調節力は、30代後半から衰え始めますが、自覚してくるのは45歳くらいからのようです。老視の症状としては、「近くが見えづらい」、「少し読む距離を遠くすると見える」、「すぐ疲れて長時間読書ができない」、「メガネをかけていると疲れる」などがあげられます。このような症状が現れてきたら、老視用のメガネを使用することをおすすめします。
■老視は誰でもなる
「近視 の人は老視にならない」と聞いたことがある人がいるかもしれません。しかし残念ながら、老視は全ての人に同じように訪れる老化現象です。したがって、 近視だから老視にならない、遠視だから早く老視になる、ということはありません。
ただ、近視 はその構造上、裸眼で遠くは見にくいけれど近くは楽に見える人も多いので、近視の人が老視になっても、近視用のメガネをはずして近くを見てしまう人もいます。これにより、「近くは裸眼で見えるのだから私は老眼ではない」と勘違いされることがあるのです。しかしこの場合も、近視用のメガネをかけたままでは、近くにピントが合わずに見えにくいということになりますから、立派な老視なのです。
一方、遠視 の人は、遠くを見るときにも調節力を使っています。近くを見ようとすると、さらにそれにプラスした調節力を働かせなければなりません。つまり、もともと近くを見ることが苦手なわけですから、調節力が不足すれば、「見にくい」という症状が、遠視 の人にはそれだけ早く現れてくることになるのです。
■老視を遅らせるには?
視は誰にでも起こる老化現象ですから、避けてとおることは出来ません。しかし、目そのものの健康管理という面では、睡眠や食事を規則正しくとり、適度な運動を心掛けましょう。栄養面では、ビタミンA、たんぱく質、ビタミンBを積極的にとることをおすすめします。
■老視の矯正
老視は、水晶体の弾力性が衰えて目の調節力が減少したことにより、近くのものが見えにくくなっているわけですから、近くを見るために必要な調節力と実際の調節力の差を補うレンズを装用します。遠視や近視の人の場合は、本来のメガネと老眼鏡の両方が必要となります。これをひとつのメガネにする場合には、累進屈折力レンズ とよばれる遠近両用のレンズを使用します。累進屈折力レンズは、1枚のレンズ内で遠方と近方の両方を矯正できるように設計されています。
また、年齢とともに目の調節力は衰えてくるので、老眼鏡をかけていても老視は進行します。メガネの度数で言うと、およそ10年間に4段階くらい進んで行きます。現在お使いの老眼鏡で見えづらく感じたら、作り替えて適正な度数の老眼鏡をお使いいただくのがよいでしょう。
老視は誰もがなる目です。「老眼鏡なんて恥ずかしい」といって無理をしていると、それだけ目に負担をかけることになります。自分の目に合ったいいレンズを選び、上手に老視とつきあっていきたいものです。
(引用記事:セイコーオプティカルプロダクツより)
日常で「老眼、老眼」と耳にはいることが多いと思います。
でも、「老眼」てなに?と気になる方も多いと思います。ちょっとしたミニ知識を書いときたいと思います。
■老視とは?
老視とは、年をとるに従って目の調節力が減少する状態をいいます。調節は水晶体で行っており、近くを見るときは、水晶体が膨らんで近くの一点にピントを合わせるのですが、年をとると水晶体の弾力性が低下して充分に膨らませることができなくなります。これにより、正視の人、あるいは遠視や近視でも遠くが見えるように矯正されたメガネを使用した状態では、近くのものが見えにくくなるのです。
■いつ頃から老視になるの?
目の調節力は、30代後半から衰え始めますが、自覚してくるのは45歳くらいからのようです。老視の症状としては、「近くが見えづらい」、「少し読む距離を遠くすると見える」、「すぐ疲れて長時間読書ができない」、「メガネをかけていると疲れる」などがあげられます。このような症状が現れてきたら、老視用のメガネを使用することをおすすめします。
■老視は誰でもなる
「近視 の人は老視にならない」と聞いたことがある人がいるかもしれません。しかし残念ながら、老視は全ての人に同じように訪れる老化現象です。したがって、 近視だから老視にならない、遠視だから早く老視になる、ということはありません。
ただ、近視 はその構造上、裸眼で遠くは見にくいけれど近くは楽に見える人も多いので、近視の人が老視になっても、近視用のメガネをはずして近くを見てしまう人もいます。これにより、「近くは裸眼で見えるのだから私は老眼ではない」と勘違いされることがあるのです。しかしこの場合も、近視用のメガネをかけたままでは、近くにピントが合わずに見えにくいということになりますから、立派な老視なのです。
一方、遠視 の人は、遠くを見るときにも調節力を使っています。近くを見ようとすると、さらにそれにプラスした調節力を働かせなければなりません。つまり、もともと近くを見ることが苦手なわけですから、調節力が不足すれば、「見にくい」という症状が、遠視 の人にはそれだけ早く現れてくることになるのです。
■老視を遅らせるには?
視は誰にでも起こる老化現象ですから、避けてとおることは出来ません。しかし、目そのものの健康管理という面では、睡眠や食事を規則正しくとり、適度な運動を心掛けましょう。栄養面では、ビタミンA、たんぱく質、ビタミンBを積極的にとることをおすすめします。
■老視の矯正
老視は、水晶体の弾力性が衰えて目の調節力が減少したことにより、近くのものが見えにくくなっているわけですから、近くを見るために必要な調節力と実際の調節力の差を補うレンズを装用します。遠視や近視の人の場合は、本来のメガネと老眼鏡の両方が必要となります。これをひとつのメガネにする場合には、累進屈折力レンズ とよばれる遠近両用のレンズを使用します。累進屈折力レンズは、1枚のレンズ内で遠方と近方の両方を矯正できるように設計されています。
また、年齢とともに目の調節力は衰えてくるので、老眼鏡をかけていても老視は進行します。メガネの度数で言うと、およそ10年間に4段階くらい進んで行きます。現在お使いの老眼鏡で見えづらく感じたら、作り替えて適正な度数の老眼鏡をお使いいただくのがよいでしょう。
老視は誰もがなる目です。「老眼鏡なんて恥ずかしい」といって無理をしていると、それだけ目に負担をかけることになります。自分の目に合ったいいレンズを選び、上手に老視とつきあっていきたいものです。
(引用記事:セイコーオプティカルプロダクツより)
Posted by 都城中めがね店 at 17:51│Comments(0)
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